魔法が本当に存在する国インガリーで、三人姉妹の長女に生まれたソフィー。 「長女は何をやってもうまくいかない」という昔話のパターンが実現したかのように、 ある日ソフィーは、『荒地の魔女』に呪いをかけられ、九十歳の老婆に変身させられてしまう。 家族を驚かせたくないと家出したソフィーは、空中の城に住む、 うぬぼれ屋で移り気な若い魔法使いハウルのもとに、掃除婦として住み込んだ。 ハウルに魔力を提供している火の悪魔とこっそり取引したり、 ハウルの弟子と、七リーグ靴をはいて流星を追いかけたり。 謎のカカシや、犬人間も現れて・・・・・・? やがて、ハウルの意外な素顔を知ったソフィーは、 力を合わせて魔女と闘おうとするが・・・・・・? イギリスの人気作家ジョーンズが描く、 読み出したらやめられない魅力的なファンタジー。 扉より 管理人コメント またまたダイアナ・ウィン・ジョーンズ先生の作品です。 原作は「Howl's Movingu Castle」です。 スタジオジブリでアニメーション映画化され、有名かと思います。 1986年にイギリスで出版されました。 映画とは少し違う内容で楽しめます。 この本は持っている人も多いのではないでしょうか? |
ラシュプート国のバザールの若き絨毯商人アビダラは、 ある日、本物の空飛ぶ絨毯を手に入れて、 絨毯に連れていかれた夜の庭で、謎の姫ぎみと恋に落ちる。 ところが、2人が駆け落ちしようとした矢先、姫は巨大な魔神にさらわれてしまう。 姫を取り戻すと誓うアブダラ。だが姫の父に追われたり、 砂漠の盗賊に捕われたりと、前途は多難。 やがて、砂漠で手に入れた願い事をかなえる瓶の精霊(なぜか不機嫌)や、 正体不明の兵士(喧嘩が強い)が仲間に加わり、 一行は絨毯(お世辞が大好き)に乗って、隣国インガリーへ・・・・・・ ところが、力を借りようとした王室付きの魔法使いハウルは行方不明。 そこでアブダラは、ハウルの妻ソフィーとともに、 魔神が住むという空中の城に乗り込むことに・・・・・・? アラビアンナイトの世界を下書きに書く、 「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹編。 読み出したらやめられない魅力的なユーモアあふれるファンタジー。 管理人コメント ダイアナ・ウィン・ジョーンズ先生の作品です。 原題は『Castle in the Air』です。 「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹編となります。 魔神はジン、精霊はジンニーと読みます。 ハウルの動く城1を読んでなくても解る事には解りますが、 読んであった方が、面白いです。 |
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