時空を元気よく駆け抜ける子どもたち 1939年の疎開列車に乗っていた11歳のヴィヴィアンは、 田舎の駅に着いたとたんに、不思議な少年にさらわれてしまった… それも、歴史の流れから切り離されて存在する別世界『時の町』へ! 『時の町』の破滅を招くという伝説の女性、『時の奥方』とまちがわれたらしい。 だが、ヴィヴィアンをさらったジョナサンと仲間のサムは、 いくら別人だと言っても信じてくれない。 本物の『時の奥方』をつかまえるため、 『時の門』をくぐって2人と一緒に20世紀へ戻ったヴィヴィアンは、 さらなる大事件に巻きこめれてしまう。 そして、伝説にうたわれた『時の終わり』が一刻一刻と近づき、 町を救う鍵までも3人が握ることになって…? いろいろな年代の建物がならび、奇妙な食べ物や家具、 『幽霊』やアンドロイドまでが存在する不思議な世界『時の町』と、 歴史上さまざまな時代とを行き来しながらはなばなしく展開する、 ファンタジー界の巨匠ダイアナ・ウィン・ジョーンズによるタイムとラベル・ファンタジー。 管理人コメント ダイアナ・ウィン・ジョーンズ先生の作品です。 先生はイギリス在住で、これまでに多くの作品が日本でも翻訳されました。 その内の1つが「ハウルの動く城」です。 宮崎監督により、映画化されたため多くの人が知っていると思います。 時の町の伝説、これはこれで面白いので読んでみてください。 |
魔法使いマーリンの恐るべき罠! <ブレスト>は魔法に満ちた世界だ。 たくさんある異世界の魔法のバランスを保つ、大事な存在でもある。 ところがある日、その世界のイングランドに住む、宮廷付き魔法使いの娘ロディは、 国中の魔法を司る「マーリン」が、恐るべき陰謀を企てていることに気付いた。 だけど大人たちは、そんな話は信じてくれない。 ただひとりの味方、幼なじみの少年グランドも、どんな魔法もひっくり返してかけてしまうから、 頼りになるどころか、ロディの方が面倒を見なければならない始末。 自力で陰謀に立ち向かう決心をしたロディは、 古の魔女から<花の魔法>を受け継ぐのだが・・・・・・ 一方<地球>の英国に住む少年ニックは、長年、魔法を習いたいと夢見てきたが、 ある日、ロンドンのホテルから異世界に足を踏み入れ、事情がわからぬままロディを助けることになり・・・・・・? 冥界の王、燃え上がるサラマンダー、大地に眠る伝説の<白のドラゴン>・・・・・・ 多次元を舞台に、二つの視点から描かれた、波乱万丈のファンタジー。 管理人コメント ダイアナ・ウィン・ジョーンズ先生の作品です。 原題は『The Merlin Conspiracy』で「マーリンの陰謀」です。 私はこう言う子供が冒険する的なファンタジーが好きです。 そして、ダイアナ先生の作品はまさに私のタイプですw 多分、年が近いせいかな? とにかく、先生の作品の中では長めな方ですが((クレストマンシー・ハウルと比較して 面白いので読んでみてください。 |
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